学問って本当に必要?
「大学って意味あるの?」「学問って将来役に立つの?」そんな問いをよく聞きます。
確かに、学問はすぐにお金を生んだり、目に見える成果が出たりするものではありません。
でも、私はこう考えています。
学問は“インナーマッスル”
学問は、体でいうところのインナーマッスルのようなもの。
外からは見えにくいし、派手な力こぶにはなりません。だけど、全身のバランスを保ち、最大限の力を発揮するためには絶対に必要な筋肉です。
インナーマッスルがなければ、どんなに腕の筋肉が発達していても、すぐに転んだり、怪我をしたりしますよね。
それと同じで、学問という“見えない土台”があるかどうかで、その人の思考や判断、行動の安定感がまるで違うんです。
すぐに役立たなくても「軸」をつくる
学問って、「何の役に立つの?」と聞かれたら、正直すぐに説明できないこともあります。
でも、深く学んだ人の言葉や判断には、なぜか重みがあります。
それは、思考の軸が鍛えられているから。
つまり、目には見えない「心のコア」があるんです。
だから、学問を軽く見ないでほしい
もちろん、大学に行かなくても成功する人もいますし、学歴だけでは生きていけません。
でも、「考える力」「耐える力」「本質を見抜く力」は、一朝一夕では身につきません。
それを鍛えてくれるのが、学問という地味だけど大切なトレーニングなのです。
最後に:あなたにとっての“インナーマッスル”は?
自分の内側に、どんな「学びの筋肉」があるか。
それを問い直すことは、人生のパフォーマンスを見直すことにもつながるはずです。
学問とは、目に見えないけれど、じつは一番大事な筋肉なのかもしれません。
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