テレビ裏の 配線整理(アンテナ線、同軸ケーブルについて)

テレビ用のアンテナ線は一般に同軸ケーブルと呼ばれます。配線の整理をする際には、この同軸ケーブルを細く適切な長さに交換することが効果的です。

同軸ケーブルは5C、4C、3C、2.5Cなどの呼び名があります。この数字が大きくなるとケーブルは太くなり伝送距離(電波を運ぶ距離)が長くなります。壁の中の配線は5Cが一般的です。しかし、テレビの裏で使用するケーブルの長さは大体1.5m程度なので、細いケーブルである2.5Cがおススメです。

続いて、5Cの後についているFBとかの文字ですがこれは周波数帯がどこまでカバーできているかやシールドが入っているかなどのグレードを意味しています。FBであれば問題ありません。むしろ、現在はFBの商品しかないように感じます。

次に、同軸ケーブルのコネクタについてですが、一般的には「F型」と表記されています。この「F」は、開発者や開発企業の頭文字で、F型とは「Fさんが開発した同軸ケーブル用のコネクタ」という意味です。F型以外はほとんど見かけないため、特に深く考える必要はないでしょう。

しかし混乱するのが、「F型プラグ(L型)」のような表記です。これは「L字に曲がったF型のプラグ」という意味です。F型とL型には関係性はありません。
壁のユニットにはこのL字のプッシュ式をおススメします。プッシュ式じゃないとネジになっており、接続が面倒です。
Lプッシュ

テレビやレコーダーの裏を配線する時はL字になっていない方がいいです。L字になった分縦方向にかさを張ってしまい、レコーダの厚みを超えてしまう事があります。
レコーダーの後ろはストレートをおススメします。

レコーダー裏
その他のコネクタの種類には、ネジ式、プッシュ式、L型、ストレートがあります。ネジ式はコネクタにネジがあり、回転させて締めるタイプです。一方、プッシュ式はネジがなく、コンセントのように挿すだけのもので、挿しやすい反面、抜けやすいです。一般的には壁のユニット端子にプッシュ式が使われます。L型とストレートはその形状を表しており、L型はコネクタがL字に曲がっているもの、ストレートはコネクタが直線のものを指します。

以上を踏まえて、いくつか見て行きましょう

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[R]地デジ対応2600MHz対応 極細アンテナケーブル 1.5mスリムタイプ S2.5C-FB F型プラグ(L型)-F型コネクタ(接栓ネジタイプ)1.5m(F-L)FBT915W/FBT815BK
地デジ・BS/CSデジタルに対応しているがBS4Kなどには対応してはいない。
太さは2.5Cなので細いケーブルです。
L字に曲ったプッシュ式プラグ と ネジ式のコネクタになっている。

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[1m][R]4K8K放送対応/極細S-2.5C-FBアンテナケーブル/両側F型コネクタ(接栓ネジタイプ)ブラック FNT-2CNN-SB10/FNT2CNNSB10
地デジ・BS/CSデジタル 4K8K放送にも対応している。
太さは2.5Cなので細いケーブルです。
ネジ式のコネクタ と ネジ式のコネクタの組合せ。

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